熊本県阿蘇にある
風の丘 大野勝彦美術館
http://kazenooka-museum.jp/
大野勝彦さんの講演会を聴いてから、一度ここに足を運びたいと思っていたが
その念願叶って日曜日に行ってきました。
遠くに見えるでしょうか、風の丘と芝桜で文字が彫ってあります。
広大な土地に建設されたこの美術館
大野さんの作品がいっぱいでした。
大野勝彦さんは、農機具の後始末の最中に両腕をトラクターの機械にはさまれて
両腕を失いました。
しかし、その後自分の思いを伝えたいとヒジから先の無い腕でペンを持ったのをきっかけに作品を描くようになったのです。
その後、義手を作りペンを義手で持ちながら作品をたくさん書き、講演を全国でしていらっしゃいます。
その作品に込められた想いを見ると、すべての人が感動します。
ちょうど、大野さんもいらっしゃって、来館者に説明をしていらっしゃるところにお邪魔する形で入館。
その後、最新作「逃げるな」に100冊の注文が入ったということで、サインを一生懸命されていました。
気さくに、わたしともお話をしていただき、そのお人柄にも感動。
最新作「逃げるな」を購入して似顔絵の入ったサインをさらさらと
その義手をはめた手でしていただきました。
大野さんが
一番伝えたいのは「ありがとう」の気持ち。
そこにも、すごく共感があります。
今回、阿蘇に足を運び、大野さんの作品と対面して新たに大きな気づきをいただきました。
まさに3秒で人生が変わる瞬間。
大野さん、腕を失って25年、もうすぐ70歳になられますが
次の第10作目の出版に意欲を燃やしておられます。
最後 に今日はあなたに、あらためてお願いします。
「ありがとう」を伝えたい人に、伝えておくべき「ありがとう」伝えてくださいね。
大野さんは、腕を失って1週間の命と言われた時にそれまでの横着人生が一変したのです。
「ありがとう」は伝えておかないと後悔という文字が現れます。
あなたにありがとう。
人間、やろうと思えばできるもんだ。逃げるなよ。
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