相田みつをさんの作品には、最後に
「人間のわたし」と
書いてある作品が数点ある。
欲望かぎりなし
迷いかぎりなし
人間のわたし
仏道を習っておられた相田みつをさん
しかし、学べば学ぶほど、自分の欲という壁に出逢われたのだろう。
迷いかぎりなしという言葉も、自分、他人を見る中で出てきたのだろう。
そして最後に「人間のわたし」とむすんである。
けっして、“こうしろ”とか“ああしろ”とか書かずに
「人間のわたし」と書いているところに、共感が生まれて
こうして、何年経った後も、たくさんの人から愛されているんだろうな。
わたしも、作品のたった一言をどうむすぶか
欲を手放して書いていきたいものだな。
執着を手放して書いていきたいものだな。
あ~、“人間のわたし”(笑)
それでは 短く、相田みつをさんから学んだ一言
今日がいちばんいい日だよ
今日も、ありがとうの風が吹きます。
[18回]