先日、わたしの叔父が入院しているので見舞いに行きました。
お盆には、実家で叔父と一緒に食事をしながらよく高校野球を見ていました。
いつも、話し上手に色々なことを教えてくれた叔父も94歳。
病院のベッドに寝たままでしたが、話をいっぱいしてくれたことが
とてもうれしかったんです。
でも、叔父はそこで
「わしゃーもう死ぬのを待つだけ」といったことを
何度も口にするんです。
この歳になると、知り合いがいなくなる。
やりたいことは何もない。
そんな言葉を聞いてわたしはすごく思ったことがあります。
自分がこうして行きたいとこに行くことができて
好きなものを食べることができて
やりたいことがやろうと思えばなんでもできる。
まさに、夢のような毎日を生かされているんだ。
いや、これは夢なのかもしれない。
こんな、
奇跡の毎日をもらっていることに気づかないのが人間なんだ。
奇跡の毎日に感謝して、楽しむことだ。
愚痴や文句を言うなんて奇跡の一日に対して失礼だなと。
やりたくてもできない。
食べたくても食べられない。
行きたくても、もう行けない。
いつかそういう日が来ます。
奇跡の毎日はあなた自身にも、たった今あるんです。
そう感じたら、毎日に、ありがとう、ありがとう、ありがとう
そう、言うしかないですよね。
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